蝶のポーズ(バダコーナーサナ)
Butterfly Pose (Baddha Konasana)
股関節を開き、骨盤底筋を強化するポーズです。蝶の羽のように膝を広げることからこの名前がつきました。穏やかなストレッチ効果があり、瞑想のための準備ポーズとしても優れています。
やり方
- 床に座り、背筋を伸ばします。
- 足の裏同士を合わせ、膝を外側に開きます。
- 両手で足首または足先を持ちます。
- 膝を床に近づけるように意識しますが、無理はしないでください。
- 深い呼吸を続けながら、1〜5分間保ちます。
効果
股関節の柔軟性向上、骨盤底筋の強化、リラックス効果、生殖器系の健康促進、姿勢の改善、精神的な落ち着き
注意点
- 膝や股関節に問題がある場合は、無理をせず、医師やヨガ指導者に相談しましょう。
- 膝を下に押し付けず、自然な範囲で膝を開きましょう。
- 背中が丸まらないよう、常に背筋を伸ばした状態を保ちましょう。
- 必要に応じて、ブランケットを骨盤の下に敷くと座りやすくなります。
バリエーション
- 動的な蝶のポーズ:膝を上下に動かす、羽ばたきのような動き
- 前屈蝶のポーズ:前に折り曲げて足に向かって上半身を倒す
- 壁を使ったサポート版:壁に背中をつけて行う